2026年9月10日木曜日

院内レポート「嚥下調整⾷の選び⽅」


こんにちは。本山歯科医院です。


今回の⾷⽀援座談会では、

「嚥下調整⾷の選び⽅」をテーマに、

⾷べる機能が低下した⽅の⾷事について考えました。

 

訪問診療の現場では、

「むせる」「噛めない」「飲み込みにくい」

「⾷事に時間がかかる」「⾷べる量が減った」

といったご相談をいただくことがあります。

 

こうしたときに⼤切なのは、

すぐに⾷事を柔らかくするのではなく、

「なぜ⾷べにくいのか?」を考えることです。

 

⾷べにくさには、噛む‧飲み込む機能だけでなく、

姿勢や義⻭、薬の影響、

⾷事介助の⽅法、周囲の環境など、

さまざまな要因が関係しています。


 

<「⾷べやすさ」を決める3つのポイント>

 

嚥下調整⾷は、その⽅の摂⾷嚥下機能に合わせて

調整した⾷事です。

誤嚥や窒息を防ぐことに加え、

⾷事による疲れを減らし、

必要な栄養や⽔分を確保することも⽬的としています。

 

⾷事を選ぶときの⼤切なポイントが、

「かたさ」「付着性(ベタつき)」

「凝集性(まとまりやすさ)」の3つです。


例えば、柔らかければ必ず安全とは限りません。


また、刻み⾷も細かくすることで⾷べやすそうに⾒えますが、

⼝の中でバラバラになり、

かえってまとめにくくなることがあります。


⽔やお茶も、飲み込む機能によっては流れが速く、

むせにつながる場合があります。

 


<「何を⾷べるか」だけでなく「どう⾷べるか」>

 

嚥下調整⾷に、すべての⽅に共通する正解があるわけではありません。

 

安全性‧栄養‧⾷べる機能、

そして「おいしい」「⾷べたい」「楽しい」という気持ち。

これらのバランスを考えながら、

その⽅に合った⾷事を選ぶことが⼤切です。





今回の座談会を通して、

「何を⾷べているか」だけでなく、

「どう⾷べているか」を⾒ることが、

その⽅に合った⾷⽀援につながることを改めて確認しました。

 

次回は実際の⾷品を⾒ながら

嚥下調整⾷について

さらに知識を深めていきたいと思います。




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